創始者のJ.エルバンが、自社製品であるシーリングワックスの質を飛躍的に高めることに成功したことで、封ろうはヨーロッパ中で習慣になり、そして王室ご用達にまでなりました。シャネルが香水瓶の封に、誕生以来一貫してエルバン製のものを使っているのも頷けますよね。
そして、1700年に本格的な生産を開始したインクは、自然のイメージに着想を得た微妙なカラーが好評を呼び、今日に至るまで愛用されています。「フランス人が最初に指名するインクは、エルバン」といわれるのも、こういった歴史的な背景が深く関わっています。
そんなエルバンが誇りを持って作ったガラスペンたち。そのデザインセンスといい、書き味といい、悪かろうはずがありません。一般に手に入るものは、スティックタイプのものとねじりタイプのものがありますが、どちらも端正なつくりがポイントとなっています。
シンプルなスティックタイプのガラスペンとルネッサンスの香り漂うねじりタイプのガラスペン、あなたならどちらを選びますか?